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ヤーズは超低用量ピルで副作用が抑え目!月経困難症で保険適用あり

2020年03月28日
薬を飲む女性

ヤーズは超低用量ピルと言われており、本来の低用量ピルに比べると副作用が抑えめで、強い症状が現れることは少ない薬です。ピルの第4世代とも言われており、低用量ピルに比べると卵胞ホルモンであるエチニルエストラジオールの配合量が少ないのが特徴で、約半分ほどの量に抑えられています。このことにより避妊薬としての他に、生理痛の改善や月経困難症にも効果があります。

ヤーズは月経困難症の治療薬として日本で初めて承認された薬になります。臨床試験においても4周期にわたってヤーズを服用した場合、明らかに月経困難症が改善されたことが確認されています。月経困難症の治療として服用する場合は保険適用されるので、費用がさほどかからず、しかも高い効果によって、毎月起こる月経痛や月経前症候群など辛い症状を和らげることができます。

ヤーズの仕組みとしては2種類の女性ホルモンを服用することで卵胞の成長が制限されるため、卵胞からエストロゲンが分泌される量も少なくなり、子宮内膜は厚くなることはありません。さらに子宮内膜は厚くならないので、剥離される内膜も少なくなり出血量が減る他、痛みを生じさせるプロスタグランジンの分泌も抑えられ生理痛が起きにくくなります。もちろん避妊効果も高く、ヤーズを連続服用したところ避妊成功率は98.8%という結果が出ました。効果を得られるのは服用を始めてから約1週間度となり、すぐに効果が現れるわけではないので注意します。

また低用量ピルにも黄体ホルモンが配合されていますが、低用量ピルの黄体ホルモンは男性ホルモンと似ており、ニキビができたりムダ毛が増えたりする副作用があります。ヤーズの場合はドロスピレノンと呼ばれる合成黄体ホルモンを配合しており、ドロスピレノンは男性ホルモンと成分の構造が違うためこのようなニキビやムダ毛の副作用が出ることはありません。

超低用量ピルのヤーズの場合、副作用は大変抑えめであり、頭痛や吐き気、腹痛や乳房に軽い不快感が起こることがありますが、服用を続けることで徐々に軽減していきます。副作用の感じ方には個人差があるものの、起こる頻度は大変低く、実際に嘔吐してしまうことは少ないです。

ピル全般に言えることですが、ヤーズを服用した場合、血栓症が起こることがあります。服用中に胸の痛みや脚の痛み、ものが見えにくくなるなどの症状が見られたらすぐに服用をやめて医療機関を受診するようにします。

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